フィリピン留学大百科

フィリピン留学入国時マニュアル「入国審査の受け方」

ㆍ更新日 : 2016年10月31日

海外旅行経験者なら、一度は経験している入国審査。日本人は観光目的であれば事前のビザ申請が不要で渡航できる国が多いため 「パスポートと機内で渡された紙を提出し、パスポートにスタンプが押されたら通過するだけ」というイメージの方が多いと思います。ここでは「フィリピン留学が人生初海外!」の方向けに詳しく解説させていただきます。


飛行機から降りたら、「入国審査」を受けます

飛行機から降りたら、入国審査前に検疫の係員へ

検疫カード(健康チェックカード)を提出し、人の流れに乗って入国審査へ向かいます。入国審査はフィリピン人用と外国人用のカウンターに分かれています。多くの日本人が同じ便を利用しているでしょうから、日本人が並んでいる方に並びましょう。順番が来たら、入国審査(Immigration)カウンターで一人ずつパスポートと入国カード(リンク)を提出し、スタンプが押されたパスポートが返却されます。

入国審査官より、ごく稀に質問される場合もあります

英語を勉強しに来ている留学生にとって、すべて英語で答えるのはかなりハードルが高いです。入国審査官が何を話しているのかも分からないかもしれません。こちらに聞かれる可能性があるいくつかの質問を明記しておきますので、回答とともに一通りチェックしておきましょう。

What's your purpose for visiting? (渡航目的は何ですか?)→ PLEASURE/VACATION (観光)

How long will you stay in this country?(どれくらい滞在しますか?)→8weeks.(8週間)

Do you have visa ?(ビザは持っていますか?) →I will extend it by myself.(自分で延長します)
*30日を超える滞在の場合


検疫カード(健康チェックカード Health Declaration Check List)

フィリピンでは、エボラ出血熱の影響で検疫体制強化の為、検疫カードの記入提出が始まりました。

航空会社により実施の有無が異なるようですが、通常、この書類も往路の機内で配られます。表面のみ記入後、入国審査場の前で検疫の係員に提出します。チェックリスト下部の「History of Exposure」の質問に、1つの項目でもYESと記入した場合は、すぐに別室へ呼ばれ隔離されてしまう可能性がありますのでご注意ください。(虚偽の申告はNG!出発前に体調は万全に整えておきましょう。)

※⑯のGeneral Declarationは基本全て「NO」にチェックを入れれば問題ありませんが、くれぐれも虚偽の申告をしないように、事前に読んで禁止されている物品は持ち込まないようにしましょう。

検疫カード(健康チェックカード)記入例

検疫カード(健康チェックカード)記入例

【HEALTH DECLARATION CHECKLIST】

1. Last Name:TARO(名前)

2. First Name:YAMADA(苗字)

3. Middle Name:未記入

4. Sex:性別(男性はm、女性はfと記入)

5. Age:年齢を記入

6. Nationality:国籍(JAPANと記入)

7. Flight:(フィリピンへ到着する際に乗った飛行機の便名)

8. Arrival date:フィリピンへの到着日(月/日/年の順で記入)

9. Address in the philippines:学校の住所を記入(ローマ字)

10. Tel. no/mobile no:学校の電話番号を記入

11. E-mail address:メールアドレスを記入

12. Countries visited for the past two weeks:過去2週間以内にフィリピンと滞在先(日本)以外に行ったことがある国名を記入

13. Please check if you have any of the following at present or during the past 14 days:ここ2週間で感じた病気 思い当たる症状があればチェック(Fever/発熱 Headache/頭痛 Sore Throat/のどの痛み Body Weakness/体のだるさ Cough/咳 Difficulty of Breathing/呼吸困難 Severe Diarrhea/重度の下痢)

14. History of Exposure:病気に感染しそうな場所・施設に訪れたか否か/問題がなければnoへチェック

15. Signature of Passenger:署名(漢字)


日本国パスポートを過信するべからず。入国審査官がチェックしていること

日本国パスポートは世界的に見てもとても「信用度が高い」と言われています。パスポートの信用度が高いかどうかはビザなしで入国できる国の数などからランク付けされていますが、日本人がビザなしで訪問できる国数は172カ国、世界でもトップ10に入る信用度の高さを誇ります。

信用度の高さから、日本人観光客がよく渡航する国の入国審査ではほとんど質問を受けることはありません。他のブースでは他の国から来た人が長い時間足止めを食らっている横を日本人の列はスイスイ流れていく、こんな光景もめずらしくありません

フィリピンにおいても同様ですが、「日本人だから」「日本国パスポートを持っているから」なんでも許されるわけではありません。ご注意ください。長いフライトから降りたら、入国審査の長い列・・・待っている間にイライラしてしまうこともあるでしょう。その上で、フィリピンの検査官が横柄な態度で接してくる場合もあります。

検査官に傲慢な態度を取るのは絶対に避けましょう。日本人がフィリピンへの入国拒否を受ける理由の一つとして入国管理局職員に対する態度が原因であることが発表されています。検査官には丁寧な態度で受け答えしましょう。





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