CEBU21現地オフィス便り フィリピンから |
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CEBU21 | 2010-04-04 | 9,739 |
CEBU21代表の趙です。
3月30日から4月10日までの予定でいまフィリピンに来ています。
日本は桜満開の時期でしょうね。帰ってからも少しでも桜が残っていることを願いながら出張業務を行っています。
今回の出張の主な目的を言いますと、
①英語学校の視察With鈴木さん
②英語学校設立のコンサルティング
③現地スタッフの面接&教育
④フィリピン・インサイド・ニュースのコラムニストたちとミーティング
です。
①英語学校の視察With鈴木さん
1年以上セブ21で働き、去年11月に Philnter英語学校の現地スタッフとして派遣に行った鈴木さんが早いことに今月末に6ヶ月間の任務を終えて CEBU21に復帰します。彼女はセブ滞在の期間中にセブ地域の学校はいろいろ見て回りましたけどセブ以外の地域はまだみたことがありません。なので彼女と一緒にセブ以外の地域を見て回ることが一つの目的です。
大学で韓国語を専攻し韓国留学の経験もある鈴木さんはフィリピン英語学校の殆どが韓国資本というこの業界の事情からすると大変貴重な存在です。中国1年留学の経験もある彼女には「ぼけと突込みが飛び交いすぎる」CEBU21の雰囲気を少しは「普通の会社」に戻してくれるのではないかと期待しています。
②英語学校設立のコンサルティング
実は私、英語学校経営の経験もありまして英語学校を設立したいという方のコンサルティングを不定期ながらやっています。学校としてのコンセプト作り、市場調査、営業戦略、講師トレーニングシステム構築、各種マニュアル作り、短期・中期・長期計画を立てることなど二日にかけて朝から晩まで熱いミーティングを行いました。
英語学校は教育ビジネスなので片方に偏らず、真ん中を歩んでいくのが一番大切なことです。いつもアドバイスしているのは「焦らず、時間をかけて準備してください。どこのビジネスも同じですが、外側からみるのと内側からみるのは大きく違います。まずは他の英語学校でマネージャーとして6ヶ月以上働いてみてください。働ける学校は紹介できます。」
でも殆どの方は早くビジネスをやりたがります。そのため試行錯誤も多いです。
教育ビジネスというのは他のビジネスと違って責任感の重さをしっかり自覚しなければなりません。というのは、学校側としては一人のお客様に過ぎないかもしれませんが、学生側からすると留学期間をどう過ごすかによって人生が変わるからです。
何ヶ月もの時間をかけてなにか一つを極めるために時間を設けることは人生のなかで多く訪れる機会ではありません。留学期間をどう過ごしたかによってその次の就職や正規留学に影響を及ぼすし、それは人生を道を分けることでもあります。ですので、学校側は学生の人生の節目をどのようにサポートするか常に責任感を感じなければなりません。
学生も学校側から「サポート」してもらうだけで結局実行するのは自分にかかっていることを覚えて欲しいです。
③現地スタッフの面接&教育
入れ替わりのスタッフの面接は主に日本で行いますが、今回はフィリピン滞在の方からの応募があり、面接をします。そしていま頑張っているスタッフさんたちにもいろいろ話をするのが今回の出張の目的の一つです。
④フィリピン・インサイド・ニュースのコラムニストたちとミーティング
私はInside Newsの発行人でもあります。同ニュースは2001年から毎日フィリピン関連ニュースを発信してきた最も伝統あるフィリピン関連サイトの一つです。
2010年1月からはサイトを大きくリニュアルしましてニュースだけではなく、現地に滞在している方に協力してもらい、それぞれの経験や生の情報をコラムという形式で発信しています。今回はそのコラムニストとセブの情報誌CEBU POTの方などと集まり、 Inside Newsの方向性やあり方について議論します。
Inside Newsはそのコンテンツや影響力から考えるともう私一人のサイトではありません。より公共性のあるメディアを目指して実りある議論ができることを期待しています。
日本オフィスの皆さん、日本に帰った頃桜がもう散ってしまっても花見はしましょうね。^^
お疲れ様です。