移民庁は、2010年~2011年の学期に学生ビザを申請した学生の数が前年同期比20%の増加により、教育のためフィリピンを訪れる外国人の数がさらに増えていると発表した。
移民庁の学生ビザ部署のTeodulo Estrada部長は、6月15日までに計6,416人が学生ビザを申請しており、これは昨年の5,343人に比べ1,073人増加したと明らかにした。
また、エストラーダ部長は、学生ビザの手続きをしている学生の数が数百人を超え、発表された数字はマニラの本庁で手続きを行った学生のみであり、今年の学生ビザを受ける総人数は今までに発表された6,416人を大幅に超えるものと見込んでいると言った。マニラ以外の主要都市、セブ、バギオ、ダバオ、アンヘレス、イロイロでも学生ビザを発行してもらった外国人が徐々に増加する傾向に見られると発表されており、セブとバギオに外国人学生が最も多く居住していることが分かった。
学生ビザの申請者のうち外国語学校に通う学生が大半を占めており、国内大学に在学中の学生たちがその後に続く。 統計によると、学生ビザを取得した合計6,416人の生徒の中から1,871人が新規登録者で、残りの4,545人は延長手続きをしていることが分かった。
ここ数日間、学生ビザの手続きを希望する学生が移民庁に大勢集まったことに伴い、リバナン庁長は追加職員を派遣し、学生が学校の登録期間内に学生ビザを取得できるように支援しており、エストラーダ部長は増加している学生ビザの志願者数は、フィリピンがアジア太平洋地域の教育のハブとして成長していることを意味すると主張した。
また、エストラーダ部長は「学生ビザの規制を緩和し、より多くの外国人がフィリピンで勉強できるようにし、新しいシステムを通じて迅速かつ効率的なビザの登録が可能になった。」と語った。 ************************************************************************************************************************** ニュース原文はこちら
今年4月にも、セブを中心にフィリピンを国際的な英語の語学留学先として、また定年退職者のセカンドホームとして定着させてくため観光省長官や地元の経済団体が動き出しているとの記事が掲載されています。 https://www.cebu21.jp/bbs/board.php?board=kkknotice&command=body&no=216 (参考記事:http://news.nna.jp/free/news/20100419php002A.html) 現在日本ではまだ『英語留学』と『フィリピン』がなかなか結びつかない世の中ですが、その費用対効果の高さから注目を浴びる日もそう遠くないはずです。 実際私もフィリピンに留学し、フィリピン留学の価値を身を持って感じました。 英語教育の遅れの深刻さに気付くのもまた遅れている日本ですが、ここはひとつフィリピンの英語教育ハブ化の動きにはいち早く気付いてもらいたいものです。。。 |