寮と教室は建物は別ですが、すぐ近くなので移動が便利です。朝食後、寮から歩いてすぐの大学の校舎にある教室へ移動し、8時から授業開始です。レベルテストによって自分のレベルに合った授業カリキュラムが組まれます。実際に授業を受けてみて、レベルが高く感じたりした場合は変更してもらうことも出来ます。

　初日の授業は、先生の英語の説明を聞き取って理解するのが精一杯で、1日目はぐったりしてしまいついていけるのか少し不安でしたが、2日目からは徐々に耳が慣れてきて楽しく感じられるようになりました。初めのうちは80分授業が長く感じても、聞き取れるようになって余裕が出てくると長すぎず短すぎずのちょうど良い時間だと思います。

 ☆マンツーマン授業☆

　グループクラスとマンツーマン授業がバランスよく組まれたカリキュラムで、やはりマンツーマン授業は自分のペースで授業が進むのでわからないところはわかるまで教えてもらえますし、先生は弱点を見つけてそこを重点的にじっくりと教えてくれました。また、ずっと会話だけではなくゲームを取り入れて楽しく学べるように工夫されていたりしているので、飽きてしまう事もありません。グループクラスの授業は、例文を応用して文章を作ったり、他の学生と意見の交換をすることでマンツーマン授業と合わせて相乗効果があると思います。また、グループクラスを通じて友達ができるので友達の輪も広がります。

 ☆グループ授業風景☆

　休憩時間は、他の生徒と談笑したりと会話も英語なのでまさに英語漬けの毎日でした。生徒は大学生ばかりではなく、社会人で会社を休職してきた人や転職前の休みを利用してきた人など上は60歳の方から20歳前後まで年齢も様々なので、いろんな出会いがあり日本ではなかなかない貴重な経験が出来ました。

 ☆休憩時間：地元の学生との交流風景☆

　MTMは無断で授業を欠席したりするとペナルティがあり、3回目には次の週からその授業が受けられなくなるなど厳しく取り決められているので、学生もきちんと勉強していてだらけた雰囲気もなく良い環境だと思います。

　MTMでは毎月の最終金曜日がテストで、その時に今までの勉強の成果がわかります。みんなテスト前は部屋に籠もって勉強に励んでますが、それが終われば週末です。週末に海へアクティビティに行くのを楽しみに頑張って勉強してます。

　先生から聞いた話しでは、初心者の状態だったある生徒が2週間後には初日に受けたテストの2倍のスコアになっていたとのことです。伸び方は人それぞれだと思いますが、たった2週間という期間でもここまで上達することもあるんですね。初心者の方でも、平均的に3ヶ月程度である程度話せるくらいになるというのも納得です。