フィリピン留学体験談

SME1週間留学

CEBU21 2007-07-15 10,507

セブ島の英語学校に体験入学した

フィリピン英語留学の可能性と課題

オーマイニュースに記事として採択された留学体験談です。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070710/12981
金谷 俊秀(2007-07-10 16:30)
 
 フィリピンを訪れる日本人の数は2006年、42万1808人となり世界第3位である。その多くは観光が目的であり、セブ島などのリゾート地が人気である。お隣の韓国では、フィリピンへの旅行者は57万2133人と世界第1位。その3割以上が「英語留学」と言われている。(旅行者の数値はフィリピンの新聞『INQUIRER』2007年7月8日から)
 
4時間フライトで英語留学
 
日本でもフィリピンへの英語留学は注目され始めているが、体験談は少なく、不明な部分も多い。
 そこで、英語習得に関心のある私は、フィリピン英語留学の可能性と限界を知るために、6月30日から1週間、セブ島にある韓国資本の語学学校に体験入学した。
 フィリピンの中心に位置するセブ島へは、成田から直行便があり、飛行時間は4時間である。時差も1時間で、気分は少し遠い国内旅行だ。
 
 セブ国際空港に夕方到着。語学学校のスタッフが迎えに来てくれた。スタッフのほとんどが、韓国人か、フィリピン人である。この学校には、日本人留学生を増やそうと、日本語のできる韓国人スタッフがいる。
 空港から車で20分ほど走ると、「SME」という英語学校に着いた。セブ島のダウンタウンから、約2キロメートル離れたところにあり、ビルの4階から9階までが、教室と、宿舎になっている。校長先生は、30代前半の韓国人の男性。若々しく、エネルギッシュでやる気を感じさせる。
 私は、6階の3人部屋に滞在することになった。ルームメイトの2人は、私と同じ26歳で、韓国人の大学生だった。夏休みを利用して、2ヶ月間滞在するという。
 学校の定員は80人で、韓国人の多くは大学生だ。日本人は、私を含めて2人しかいない。
 食事は、韓国料理が中心で、朝から晩まで辛い料理が続く。が、ビビンバなど、日本人に馴染みがある料理が多く、ホッとした。
 
 
100分授業を1日3コマ
 
到着してから、2日後の月曜日、オリエンテーションとテストを受け、私の英語レベルは、中の上と判定され、火曜日から本格的な授業が始まる。
 
 
ミンダナオ出身の先生(撮影:金谷俊秀)
 1コマ100分の授業を、1日に3つ受ける。マンツーマン・レッスンが2つ、生徒4人に先生1人の授業が1つの、計3つである。
 朝8時30分からの1コマ目は、マンツーマン・レッスンだ。先生は20代前半の女性で、ピンクのTシャツにジーンズ姿と今時のフィリピン人である。
 
彼女はミンダナオ島で生まれ、地元の大学で政治学を勉強した後、仕事を求めてセブ島に来たという。お金をためてロースクールに行き、弁護士になることが夢だそうだ。フィリピンの政治に関心がある私は、ミンダナオ島におけるイスラムの分離運動についてディスカッションした。
 続く10時30分から12時10分までの2コマ目は、学生が4人に対し先生1人の授業だった。ビジネスマンとして成功し、その後、孤児を救うために全てのお金を使ったアメリカ人の伝記を読んで、議論した。
 昼ご飯を済ませ、午後3時20分から、最後の授業が始まる。20代前半の男性が先生で、大学でジョン・デューイの教育哲学を学び、今はセブ島にあるロースークールの1年生だという。将来は、政治家を目指している。授業の話題は政治が中心で、ASEANサミットをフィリピン政府が開催したため、多額の税金が、建物や電灯の整備に使われたことや貧困の問題について議論する。
 正規の授業は以上で終わりだが、このほかに無料の「スパルタ・クラス」がある。朝は6時20分から1時間、夜は7時から2時間受講できる。10人が参加し、イディオムの勉強や、アメリカのドラマを見て、リスニングをしたりと、1日中勉強できる環境だ。
 そして、土日はみんなでビーチに行ったり、町を観光したりする。フィリピンは物価が安く、ジプニーというバスに乗ると20円で、セブ島の中心街まで行ける。市場では、新鮮なマンゴー1個を30円で食べられる。
 
 
日本人がいないので、英語漬け!
 
 さて、フィリピン英語留学を1週間体験したことから、フィリピン留学の可能性と限界について考えてみたい。
 フィリピン留学のメリットの第1は、マンツーマン・レッスンだ。授業内容もレベルも、学生にあわせることができ、それぞれが興味のあることに全力を注げる。
 日本人生徒が、ほとんどいないために1日中、英語を使って生活できる。さらに、授業料と生活費の安さに驚く。1カ月全ての費用を込みにしても、12万円で暮らせる。欧米諸国で学ぶのとは、比較にならないほど安い。
貧しい地区(撮影:金谷俊秀)
 
マイナス面は、フィリピンは、犯罪などで危ないというイメージがある点だ。そのなかでは、セブ島は安全な方と言われている。しかし、夜は独りでの外出は避けたほうが良いようだ。
 次に発音の問題がある。フィリピン人にとって、英語は第2言語であり母語ではない。先生によっては訛りがあり、知らず知らずのうちに、フィリピン訛りの英語を習得することになる。
 
セブ島の語学学校を紹介しているCEBU21で学校を選ぶときには、先生の質を最優先したほうがいいと思う。
 フィリピン英語留学の良さは、自信を持ってお勧めできる。南国のリゾート地で、ひたすら英語に打ち込んでみるのはいかが?




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フィリピン留学 体験談・口コミ・評判

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何よりも英語学習に対するモチベーションが上がりました。日本でも勉強を続けられそうです!
部屋と周辺設備に関しては、個人的には全く問題なく快適に過ごすことが出来ました。 部屋も清潔感が保たれており、過ごしやすかったです。
先生方はとてもフレンドリーで質問もしやすく、授業も私がやりやすいように工夫してくれました。 マンツーマン授業では、自分の弱点にも気づきやすく集中的に強化することができました。
SMEではとても良い留学を体験でき、英語のスキルも上がりました。もっと英語を勉強したいと思いますし、SMEに際留学もしたいです。
安い授業料で、マンツーマンの授業が受けられるのが良かったです。私はスピーキングを中心に学びたいと思っていましたが、フィリピン人講師の発音も特に気になるようなところは無かったです。
ここでは日常生活を送るだけでも、英語を使う機会は結構ありました。例えば、ショッピングモールへ行って買い物するだけでも、店員との会話は英語になりますので、商品について聞くだけでも勉強になります。
先生は、とてもフレンドリー&親切で毎日楽しく、授業に参加していました。私の担当の先生は、授業に私が飽きないように、勉強の準備がしっかりされていて毎回充実した授業を受けることができました。
。物価がとても安いので安心して出かけられます。私は一人で行動するのも好きなので、たまに一人で出かけたりもします。
フィリピンは、かなり物価が安く、金土日は、毎週のように旅行に行く。セブはかなりゴミゴミしているが、少し足を伸ばせばのどかで、のんびりしている。この前行った島は、10分おきに流れ星が見れた。
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