旅行・アクティビティ

ツアーより断然お得!セブ島でジンベエザメと泳ぐレア体験!

CEBU21 編集部 2016-12-16 6,859
ツアーより断然お得!セブ島でジンベエザメと泳ぐレア体験!

フィリピンを代表するリゾート地・セブ。そこから少し足を延ばして特別な体験をしてみませんか。セブ島最南端にある港町・オスロブは、ジンベエザメと泳げる世界的に珍しい場所。ツアーに申し込まなくても日帰りでセブシティから5,000円以内で行けるんです!

セブ島最南端の港町・オスロブに行こう

セブ島最南端にある港町・オスロブは、セブシティからバスで4時間の位置にあるのどかな田舎町です。そんなオスロブでは、とても珍しいジンベエザメ・ウォッチングをいつでもできることから世界中の観光客が集まっています。今回は旅行会社が提供するツアーではなく、個人でお得に行くための現地の移動手段や窓口を使って安く参加する様子を調査しました!

ジンベエザメ・ウォッチングって何?

ジンベエザメ

絶滅危惧種に分類されている希少な巨大魚・ジンベエザメに遭遇することはダイバーの憧れ。一生のうち一回でも見ることができたら幸運と呼ばれるジンベエザメと至近距離で触れ合えるのが最大の魅力です。

ジンベエザメ・ウォッチングは、漁師たちに餌付けされたジンベエザメが餌を食べている間、シュノーケリングやダイビング、あるいは船上からジンベエザメを眺めるというアクティビティ。その様子はまるで人間とジンベエザメが一緒に泳いでいるように見えるので、オスロブはジンベエザメと泳げる町として世界的に広く知られるようになりました。

オスロブに出かけるなら、朝早く出発するほうが楽!得!

ジンベエザメ・ウォッチングができるのは、早朝6時から正午までの限られた時間です。セブシティから朝早く出発するようにしましょう。朝4〜5時頃にバスターミナルを出発すれば渋滞に巻き込まれることもなく、移動中のバスの車窓から海岸に昇る朝日を見ることできます。

セブシティからオスロブへバスで移動!

オスロブには、サウスバスターミナル(South Bus Terminal)から大型バスで移動します。料金はエアコン付きバスで165ペソ(約380円)、オスロブまでの移動時間は約3〜4時間です。
※エアコンなしの格安バスもありますが、窓が開けっぱなしで排気ガスが車内に充満するのでおすすめしません。

セブ市内からバスターミナルまではタクシーで移動するのがおすすめ。South Bus Terminalと伝えると30分もかからず到着します。ターミナルに着いたら、「BATU・OSLOB」行きのバスを探しましょう。オスロブは外国人観光客に人気のある行き先なので、案内係の人は外国人観光客を見かけると「オスロブ!」と大きな声で呼びかけ、バスまで案内してくれたりします。

外がまだ真っ暗な時間でも、ターミナルは旅立つ人でにぎやかです。
外がまだ真っ暗な時間でも、ターミナルは旅立つ人でにぎやかです。
朝早い時間でもターミナルの売店は営業しているので、飲み物やスナックなどを買うことができます。
朝早い時間でもターミナルの売店は営業しているので、飲み物やスナックなどを買うことができます。

料金はバスが動き出すと集金係が車内をまわるので、その時現金で支払います。
それでは、セブ島の最南端の町・オスロブに向けて出発です!


世界的にも珍しいジンベエザメと泳ごう

ジンベエザメ・ウォッチングをする前に

ひと気の少ない田舎の町並みから突然活気のある町が現れたら、オスロブに到着です。
オスロブに着いたら、ジンベエザメ・ウォッチングを受け付けているいくつかの窓口の中から一つ選び、手続きを行います。

バスはジンベエザメ・ウォッチングのスポットのど真ん中に停車するので迷う心配なし!
バスはジンベエザメ・ウォッチングのスポットのど真ん中に停車するので迷う心配なし!
ジンベエザメ・ウォッチングができる窓口の一つ・BCD。
ジンベエザメ・ウォッチングができる窓口の一つ・BCD。

窓口を選んだら、手順に従い手続きを行います。手続きの大まかな内容は、名簿に自分の名前と国籍を書き、次にジンベエザメ・ウォッチングする際の注意事項を聞きます。主な内容は、日焼け止めを塗って海に入らないこと、ジンベエザメに触らないことなどです。また、制限時間は30分となっています。

注意事項の説明は、英語とタガログ語で行われます。
注意事項の説明は、英語とタガログ語で行われます。

その後は支払いを済ませ、受付の番号をもらいます。番号が呼ばれたら船に乗り込み海へ!いよいよジンベエザメとの対面の時間です!

ジンベエザメ・ウォッチングのいろいろな楽しみ方

ジンベエザメ・ウォッチングは、自分の好みによってスタイルを選べます。

① 船上からのウォッチング(約500ペソ・泳げない人向け)

② シュノーケリング(約1,000ペソ・一番人気!)

③ ダイビング(約1,500ペソ・海底からジンベエザメを見上げられる!)

実際は、船上から見るかシュノーケリングをしている人が多いです。まためったにないこの機会を写真に残すこともできます。事前に水中カメラ(約550ペソ・写真のデータ化料金込み)を借りれば、一緒に海へ出るインストラクターがタイミングを逃さず撮ってくれます。

いよいよジンベエザメと泳ぐ!

小型の船に乗って5分ほど沖へ向かうと、そこには何匹ものジンベエザメが!水族館のガラス越しで見たジンベエザメが、目の前に現れた時の迫力と感動はなかなか言葉では表せません。注意事項を心がけながら、制限時間30分の間にジンベエザメ・ウォッチングを思いきり楽しみましょう!

水族館で見たあのジンベエザメが目の前にいる!
水族館で見たあのジンベエザメが目の前にいる!
海には結構何匹ものジンベエザメがいました。
海には結構何匹ものジンベエザメがいました。
海にはインストラクターさんも一緒に出るので、何かあった時は頼りになってくれます。
海にはインストラクターさんも一緒に出るので、何かあった時は頼りになってくれます。
私ははじめ、なかなか海に潜れなかったのですが、インストラクターさんが私と一緒に潜ってくれたので安心できました。そして、ジンベエザメも間近で見られて感動!
私ははじめ、なかなか海に潜れなかったのですが、インストラクターさんが私と一緒に潜ってくれたので安心できました。そして、ジンベエザメも間近で見られて感動!

帰る前に立ち寄りたい、ツマログ滝

ジンベエザメを間近で見た興奮さめやらぬまま、残りの時間はオスロブの他の観光スポットにも足を伸ばしてみましょう。

ジンベエザメと泳いだ後は、近くのレストランで休憩タイム

ジンベエザメと泳いだ後は、近くのレストランで休憩タイム

ジンベエザメ・ウォッチングの場所の近くにはいくつかレストランがあり、なかにはきれいなトイレ、シャワーの施設を完備しているところも。ジンベエザメ・ウォッチングの場所にあるシャワー施設はきれいとはいえないので、清潔さが気になる人はこのようなレストランでシャワーと食事することをおすすめします。

ツマログ滝でマイナスイオンを浴び、リフレッシュしよう!

セブシティに戻る前に、オスロブの他の観光スポットにも足を延ばしてみましょう。オスロブには孤島や歴史的建築物などのスポットもありますが、今回ご紹介するのはジンベエザメ・ウォッチングのスポットからも近いツマログ滝です。

その滝は、ジンベエザメ・ウォッチングのスポットから車で約10分ほどの場所にあります。滝までは山をかなり登らないといけないので、オートバイでの移動がおすすめ。料金は往復約150〜200ペソです。

オートバイを運転してくれる、お茶目なドライバーたち。
オートバイを運転してくれる、お茶目なドライバーたち。
オートバイから降りて、少し山を歩くと現れるツマログ滝。
オートバイから降りて、少し山を歩くと現れるツマログ滝。
日差しに照らされながら流れ落ちる滝は幻想的。
日差しに照らされながら流れ落ちる滝は幻想的。
泳いだり滝の水に打たれたりと、思い思いに滝を楽しむ人々。
泳いだり滝の水に打たれたりと、思い思いに滝を楽しむ人々。

ツマログ滝は大きな滝ではありませんが、日差しに照らされた水が高い岩から流れ落ちる様子は幻想的です。また水量がそこまで多くないので、滝に入って滝の水に打たれたり泳いだりして楽しむことができます。セブシティへ帰る前に、ツマログ滝で自然のマイナスイオンをたっぷり浴び、心と体をリフレッシュさせるのはいかがでしょうか。


オスロブ日帰り旅行のタイムスケジュールとかかった総額まとめ

今回体験したオスロブへの日帰り旅行のタイムスケジュールとかかった総額を公開します!

オスロブへの日帰り旅行のタイムスケジュール

4:10 セブ・サウスバスターミナル 出発
7:15 オスロブ 到着
8:00 ジンベエザメ・ウォッチング 開始
8:30 ジンベエザメ・ウォッチング 終了
8:45 写真のデータを受け取る
9:00 近くのレストランでシャワーと朝ごはん
10:30 ツマログ滝へ出発
12:00 ツマログ滝→オスロブへ移動し、バスでセブシティへ向け出発
16:20 セブ・サウスバスターミナル 到着

使用した金額(2016年9月現在のレート)

総額:約 4,670円(2,030ペソ)

交通費

オスロブ行きバス代(往復) 330ペソ(約760円)
ツマログまでのオートバイ代(往復) 150ペソ(約345円)

ジンベエザメ・ウォッチングの費用

シュノーケリング 1,000ペソ(約2,300円)
水中カメラのレンタル 550ペソ(約1,265円)

今回の日帰り旅行の総額は5,000円以内で楽しむことができました!
現地のツアー会社や日本のオプショナルツアーに参加すると倍額以上する場合がありますので、自分が求めるサービスなどを比較してご参加されることをおすすめします!


まとめ

セブ島最南端にある港町・オスロブは、人間が間近でジンベエザメをウォッチングできることで知られています。セブシティからバスで約3〜4時間の距離にあるので日帰り旅行が可能です。

巨大なジンベエザメを目の当たりにした時の興奮はなかなか言葉で言い表せないもの。みなさんもぜひ体験してみてください!帰りにはツマログ滝でリフレッシュすることもお忘れなく!


Written by CEBU21編集部ライター
李 定恩 (Jung-Eun Lee)
ただいまフィリピンにて5回目の滞在中。今度こそジプニー乗り回せるようになりたいです。 日本米よりフィリピン米が好きです。英語も韓国語も日本語ももっと上手になりたいです。





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