CEBU21現地オフィス便り フィリピン入国の際のコロナ隔離生活 |
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CEBU21編集部 | 2021-09-07 | 3,970 |
現在、フィリピンへの入国はビザをすでに持っている人に限ります。
観光目的の渡航はまだまだ先のようです。
日本と同様、フィリピンも入国者は隔離生活を送る必要があります。
政府指定のホテルで10日、そして自宅で4日の隔離生活が義務されています。
この度、フィリピンに入国しましたのでフィリピンでの隔離生活についてご紹介します。
渡航の際に必要なのは陰性証明書とホテル予約の証明書です。
隔離できるホテルリストは政府によって指定されていますが、リストの中でホテルを選ぶことは出来ます。
ただし、空港と同じ都市のホテルに限ります。
マニラ空港を利用しながらクラークやバギオのホテルを予約してはいけません。
私はクラーク入国だったのでクラークにあるXENIAというホテルを予約しました。
隔離用なので3食付きのプランです。1泊で3150ペソ(約6千円)でした。
空港に降りればコロナ検査費用(3500ペソ:約7千円)を支払います。
日本では無料で検査しますが、フィリピンは有料でした。
検査は空港ではなく、隔離期間中にホテルまでくるそうです。
入国手続きが終わって外に出るとホテルの職員が空港までピックアップに来ています。
空港からホテルまで約10分。
チェックインすると部屋に案内されます。
そしてその部屋から10日間外に出れません。
運よく眺めのいい部屋でした。
リビングルームもありまして快適な部屋でした。
しかし、これはホテルによります。
マニラのホテルに隔離した知り合いは小さい部屋のみで窓も小さく、閉塞感ある部屋だったそうです。
隔離施設としては良すぎるのでは?
アメニティが切れたら届けるといいましたが、切れることはありませんでした。
冷蔵庫とポットもあります。
大きい水を1本入れてくれました。これも足りないことはありませんでした。
肝心の食事ですが、完全フィリピン食でした。
部屋の外の廊下のおいてノックしてお知らせします。
こんな感じで置いてあります。
知り合いが食料を届けてくれました。(ビールもw)
プロントに預けるとスタッフが部屋まで運んでくれます。
食事はこんな感じでした。
隔離3~4日目に検査の人が来ます。
1日でメールにて結果が届きます。
無事、陰性だったのであとは時間が過ぎるを待つのみ。
ネットも早く、テレビにはNHKも映って快適な時間でした。
(ホテルによりますので、ホテル予約の際にいろいろ調べることをお勧めします。)
隔離が終わるといつでも帰れますが、ホテルからのセンディングサービスはありません。
知り合いの送迎が必要です。
自宅隔離は4日間ですが、一切の監視(?)や追跡、問い合わせもありませんでした。
ちなみに日本の隔離生活はホテル生活でしたが、2週間のうちにスカイプでテレビ電話での確認が数回あり、またアプリによる位置確認がありました。
しかし、食料品買うための外出も許されてましたのでフィリピンの隔離よりはアマイと思いました。
一日も早くコロナが終息し、隔離無しの行き来ができればと願うばかりです。