『ARPとECC』フィリピンの留学期間に応じた各種申請について

■概要

フィリピンに59日以上滞在される方が対象となる外国人登録制度となります。

2014年10月1日からフィリピン移民局がフィリピンを出入国する外国人を対象に導入した新しい制度です。ARP制度では外国人を登録番号(SSRN)で管理することでフィリピンに出入国する外国人を特定することができます。

■申請方法

60日以上滞在時に必要な外国人登録証：ACR I-Cardの申請と同じタイミングで行います。

ACR I-Cardについて詳しくこちら

学校スタッフ同行のもと、最寄の移民局に出向き申請用紙への記入及び指紋採取、簡単なインタビュー（滞在の目的などを英語で聞かれます）が実施されます。

■費用と申請に要する時間

ACR I-Cardの申請費用のみ（3,000～3,300ペソ）発生いたします。

申請にはACR I-Cardやビザ更新の手続きも同時に行うため、移民局の混在状況にもよりますが約2～3時間ほどかかります。そのため、その間授業に出席できない場合があります。

■概要

フィリピンに6ヶ月以上滞在される方が対象となる出国許可証となります。

■申請方法

フィリピン出国日の1ヶ月前から、1週間前までに移民局に本人が出向き申請
書類への記入及び指紋採取を行います。

必要書類

・申請書（移民局で入手可能）

・写真（2cm×2cm）を計5枚

・パスポート原本

・出国時の航空券

・ACR I-Card

■費用と所要時間

申請費用：500ペソ

所要時間：最短当日中～平均5日

■注意したいこと

・申請時期に関しては学校スタッフからご案内がありますが、留学期間中に旅行などで国外に出られますと学校スタッフも管理しきれない場合があります。必ず学校スタッフへ「ECCっていつ頃申請するのがいいですか？」と確認しましょう。

・申請から手続き完了まで最短で当日中に終わる事例も過去にございますが、お約束はできかねますので必ず出国の１週間前までには申請を終えるようにしましょう。

・有効期限は発行から1ヶ月となりますので、早すぎるECCの申請はお控えください。

移民局（イミグレーションオフィス）に申請に行く際は服装に気をつけましょう！

ノースリーブ、サンダル、半ズボンでの入場は不可となっており、移民局の入り口でガードマンに入場を止められます。そういった事を知らない観光客を狙ってか、移民局の入り口付近では「靴や長袖の服をレンタル」する地元民が待ってました！とばかりに声をかけてきます。当然、トラブルの元になりますのでレンタルサービスを利用しないのはもちろん、ラフすぎる格好をしないように気をつけましょう。

CEBU21スタッフがフィリピンに長期滞在をした際、ECCの手続きを行いました。

「申請を忘れると出国できない！」という情報があったので、念には念をで帰国の2週間前にセブ・マンダウエエリアにある移民局へ向かいました。（プライバシーを配慮し、写真の掲載は差し控えさせていただきます）

移民局に到着したのは午前9時、この時点で観光ビザ申請やACR I-Cardの申請をしている人で申請エリアはごったがえしていました。混み合うのを避けるには、朝早めに出るのがよさそうです。

当日、ECCの申請を行ったのは述べ15名

まとめて手続きをするのか、必要書類を提出してから1時間ほど待たされます。

その間スマホやDS、読書で時間をつぶしている人が多かったです。

１時間ほど経つと、順番に名前が呼ばれはじめます。そしてペタペタ指紋をその場で採取され、また待たされること30分ほど…

なんと、もうECCの手続きが全て完了してしまいました。

所要時間、およそ1時間半…想像していたより遥かに手軽に終わってしまいました。

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