旅行・アクティビティ その絶景は忘れられない。フィリピン・セブ島周辺ビーチ4選 |
||
CEBU21ライター 田村朋子 | 2016-07-11 | 7,217 |
フィリピンのビーチリゾートといえば、やっぱりセブ島が有名。しかし、周辺にもぜひ訪れたい絶景ビーチがいくつもあるんです!そこで、セブ島から気軽に行けるスポットとその個性的な魅力についてまとめました。
■ ジンベエザメと泳げるビーチ
セブ島の南部に位置するオスロブは、世界で初めてジンベエザメの海上餌付けに成功した場所。このジンベエザメは海洋に暮らす生物の中で、最も大きいといわれています。主食はプランクトンで人を襲う危険性がないため、安心してシュノーケリングやダイビングを楽しむことが可能。船上からジンベエザメを見学することもできます。
■ マイナスイオンを享受できるツマログ滝
また、ジンベイザメのウォッチングポイントからタクシーで約20分の所にツマログという滝があります。
水が霧状に降り注ぐ風景は、まるで水のカーテンのよう。
このスポットへ行くまでの道には竹林や清流があるのもポイント。
ビーチの帰りに寄って、滝の優しいシャワーで身も心もナチュラルに洗い流しませんか。
■ ヤシの木が連なるビーチでリゾート気分を満喫
南国のムード満点!
夕暮れの空と灯り始めた明かりのコントラストが美しい風景
セブ島からフェリーで約1時間30分の所にあるボホール島は、ビーチ以外にも見どころ満載で人気上昇中!南西部には橋でつながっているパングラオ島があり、リゾートの雰囲気漂うアロナビーチがあります。
約1.5kmにわたるビーチ沿いには、ホテルやレストランなど快適に過ごせる施設がいっぱい!
また、ダイビングエリアとしてフィリピン屈指のバリカサグがあり、ギンガメアジのトルネードやウミガメ、珊瑚礁を見ることができます。
■ 愛らしい姿のメガネザル・ターシャが生息
ボホール島のアイコン的存在
ターシャとは、体長約10cmの世界最小といわれているメガネザル。そんなターシャは森林破壊や密猟によって絶滅の危機に瀕していたため、現在は保護されています。
野生のターシャは専門家でも見つけるのが難しいものの、保護や飼育を目的として建てられたターシャ・サンクチュアリかターシャ保護センターを訪れれば観察することが可能です。
■ 円錐形の丘が連なるチョコレート・ヒルズは不思議な風景
丘のほとんどは珊瑚礁によってできた石灰岩だといわれています
ボホール島のほぼ中央にあるチョコレート・ヒルズは、約1,200個もの円錐形の小さな丘が地平線の果てまで連なっているという場所。高さはどれも約30mで、形状はほぼ同じといわれています。
そんな独特の景観は、4〜6月の乾季にグリーンからブラウンへと色が変化することからチョコレート・ヒルズという名称がつけられました。
この丘の形成過程は、地質学的には貝殻が多く出土していることもあり、海底が隆起したためにできたという説があるものの未だ真相は謎のまま。
2人の巨人が石を投げ合ってけんかし、仲直りした後も片付けなかった石が残っているといった伝説もあります。
■ のどかな島のビーチで極上のリラックスタイムを
心地良さを感じる、シンプルな美しい海
セブ島の北端に位置する離島・マラパスクアは、セブ市内からバスやボートを乗り継いだ先にあります。治安が良く、豊かな自然が残っているため、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったり。
この島の人々は、主に漁師や大工の仕事で生計を立てたり、自給自足の生活をしています。
■ 幻のサメともいわれるニタリザメに高確率で遭遇!
世界的にも珍しい、尾ビレが全長の約半分を占めるニタリザメ。マラパスクアの海では、そんな希少種をほぼ目撃できるといわれています。
さらにはマンタなどの大物も多く生息しているため、世界中のダイバーにとって憧れのスポット。
リゾートアイランドとして進化しつつも素朴な雰囲気が残るこの島で、特別なダイビング体験をしたら素敵な思い出ができるでしょう。
■ 様々な表情があるボラカイのビーチ
スカイブルーの海が広がっている砂浜を散歩するのもおすすめ
ボラカイは、世界最大の口コミサイト・トリップアドバイザーのトラベラーズチョイスアワード2015でアジアNo.1ビーチに選ばれた小さな島。過去にも受賞歴があり、リゾートを愛する人々からとても人気があります。
きめ細かいホワイトパウダーの砂浜が広がり、遠浅の海は透明度が抜群!また、エリアによって雰囲気が違うのもボラカイの魅力。
レストランやバーが軒を連ねた活気のある場所、静寂に包まれてのんびり日光浴できる場所、マリンスポーツに最適な場所・・・などがあるので、気分に合わせてビーチの楽しみ方を変えることができます。
■ 息を飲むほど美しいといわれているサンセット
空を彩る絶妙な色合いはもはや芸術的
刻々と変わる、日の入り前後の風景。その変化は遠浅の海と広い空を美しく彩ります。そんなサンセットは、ボラカイでの一番の見どころという声も多数。毎日見ても、その美しさに飽きることはないでしょう。
リゾートとしてのんびりしても、マリンスポーツをしてアクティブに楽しんでも充実したひとときが過ごせるセブ島周辺のビーチ。きれいな海で過ごす時間は、心の栄養チャージにもなります。
セブ島に行ったら、めったに出会えない風景を求めて近隣の島にも行ってみてください!
Written by CEBU21編集部 ライター
田村 朋子
フリーライターとして、主に女性誌のビューティー、ファッションページの記事を書かせていただいておりました。
その後ビューティー系キュレーションメディアのエディターを経て、現在CEBU21のライターとなりフィリピンで生活中です。