レイカが斬る！Sheffield Academy【マレーシア3校徹底比較】 | マレーシア留学ならCEBU21

それではまず通学の様子からレポートしていただきます。

電車に乗っている時間は10分ほどでした。乗り換えが必要で、結構混雑する路線ですが、他の生徒に聞いたところ慣れれば問題ないとの事。実際、同じレジデンスから通学している生徒さんがいました。体験入学中は２日連続電車がストップしてしまいましたが、普段、数分の遅れはあるものの、ストップする事は滅多にないとの事です。

KLCCの駅からは地下通路を通って5分ほど。最初は少し迷って10分ほどかかりました。乗り換え時間などを考えて30分あればゆとりをもって通学できます。

「高層ビルと南国の雰囲気が融和し～」という言葉通り、教室の窓からの景色がとてもよく、何をするにも便利な場所に位置している学校でした。また、MAYAホテルという高級ホテルに併設されているので、建物自体も綺麗で、とても贅沢な学校だという第一印象を受けました。Wi-Fi環境は快適で、動画や写真の送信、映画などをダウンロードして閲覧する事も可能です。トイレは綺麗とは言い難く、トイレットペーパーの持参が必要です。

徒歩５分圏内にファストフードや屋台、コンビニ、銀行もあり、昼食や買い物には困りません。ツインタワーや伊勢丹、クラブも近くにあるので、遊び場も多いです。最寄りの駅として異なる路線の2駅利用できるのも便利だと思いました。

生徒達同士も仲が良く、辞書の貸し借りや勉強の教え合い、新入生に対しての声掛けなど、雰囲気のよさが好印象でした。２日間だけの参加でしたが、送別会を開いてくれたりして友達が出来ました。ただスマホやPCでチャットやメールのやりとり、ゲームをしている生徒もいました。その事に対しての注意はなく、勉強するもしないも自己責任なんだと感じました。日本の大学といったイメージです。また、男性が多い学校で、8割位が男性生徒だったように感じます。

先生は明るくフランクな感じですが、無駄話しをする先生はおらず、真面目。服装もオフィスカジュアルではあるものの、きちんとした印象を受けました。生徒に対しても万遍なく質問をし、雰囲気作りもされている感じです。スタッフさんはエントランス受付と事務受付と3名いらっしゃいました。特別フレンドリーな感じではありませんが、みなさん親切でした。

１日目は打ち合わせと学校紹介の撮影、午後は体験で文法とスピーキングセミナーのクラスに参加させてもらいました。２日目は昨日の続きの文法クラスと午後はリスニングのセミナークラスに参加させてもらいました。

２日続けて授業を受けると、授業の受け方や雰囲気を感じる事ができました。積極性と自主的な学習スタイルが必要だと感じました。フィリピン留学ではその場で問題を一緒に解くというスタイルも多かったのですが、この学校では予習ありきの授業で、授業中は解いてきた解答を発表しながら勉強するスタイルです。

ホワイトボートを利用する事はほとんどなく、ほぼ全て口頭のみで授業が進められていきます。先生が質問ありますか？と聞いてくれる事はありません。理解できない点があれば自分で質問したり、勉強するしかありません。

授業が一人の生徒の理解遅れのために、進行がおくれる事はないため、授業についていく努力が必要と思います。教科書はカラーでCD付と使いやすい教材でした。教科書代が授業料に予め含まれているのもよいと思います。

計４コマの授業を個々に１コマずつ受ける流れだったので、いずれも深い内容は判断つきませんが、全体的な授業の雰囲気として、フィリピンのように恋愛話など授業を脱線する先生や生徒はいませんでした。また授業の出欠をとらないので、３日間欠席した場合、「保護者への連絡がいく」という規則があるそうですが、確認のすべはどうされているのか気になりましたし、実際にサボリ気味な生徒や、不登校の生徒も多いそうです。

登校初日に「15分以上の遅刻者は休憩時間まで入出不可」というルールができたそうですが、執行日当日だったからか30分、1時間の遅刻、授業中の途中退席が目立ちました。