
担当N

フワちゃん
ピコン

このインパクトである。
昨今ユーチューバーとしてYouTubeのみならず地上波のテレビ番組でも露出が増えてきたフワちゃん(フワちゃんTV)をご存知でしょうか?
当社CEBU21はそんなフワちゃんの栄えある企業案件動画の第一号として依頼をさせていただいたのが2018年秋のこと。このコラムではその当時の裏話をもとにフワちゃんのことをご紹介していきたいと思います。
すべては新入社員のひと言から始まった

入社して2か月目、元テレビ番組制作会社のAD佐藤から放たれたひと言がすべての始まりだった。

AD佐藤

やたらと興奮気味に『フワちゃん』なる謎の女をゴリ押しされるので、とりあえず見てみるか⋯と僕が仕方なしに見てみた動画がこちら
圧倒的サイケデリック!
ブッとんだ内容に、異常にまで凝っている編集技術。まるで現代のジミ・ヘンドリクス。32歳の私には眩暈を覚えてしばらく呆けてしまうほどの余韻を残すのでした。
ちなみにこの当時のフワちゃんTVのチャンネル登録者数は1万人にも達していなかった。まだ知る人ぞ知る存在であったと思う。
そうして、気が付くと怖いもの見たさでどんどん他の動画を見漁っている自分がいた。
日本がゴールした瞬間になら何しても怒られないんじゃねの回では狂気を見、
渋谷からガソリン満タンでどこまで行けるのかの回では、下手なバラエティよりおもしろんじゃね?と魅入られ、
仙台に荷物全部忘れてきたの回では、「あたおか(頭おかしい)」の使い方を覚えた。
この頃にはもうイチコロだ。
そうこうしているうちに、(フワちゃんが海外に行ったら一体どんな動画が見られるんだろう⋯!?)という考えが頭をよぎった。
幸運にも当社は海外留学を取り扱う会社である。
―― すぐさま受話器を取った。
現れた怪しい「放送作家の男」
数日後。都内マンションの一室に呼び出され出向くと、壁には今年の抱負のような書初めが大量に貼られている。棚に並んだ大量のボードゲームと相まって、兎にも角にも怪しい雰囲気を醸し出している。
すると部屋の奥から


周成
まるで5分前に起きたかのような風貌の男が現れた。
怪しい⋯怪しすぎる⋯。そもそも何者なんだ彼は⋯。
聞くところによると、彼はフワちゃんの駆け出しのころから一緒に企画を練っている放送作家の方だそう。


周成
とおもむろに話を始めてから2時間、周成さんはその見た目からは想像できない熱量でフワちゃんの魅力、ファンの方の熱心さ、YouTubeチャンネルへの反応など語るのであった。
なるほど、彼こそがフワちゃんのファン第一号であり、同じように魅せられたのだと感じ取った。その話を聞いているうちに、私は未だ会ってすらいない謎の女フワちゃんに賭けてみたくなった。

担当N
そうして話はとんとん拍子で進み、フワちゃんがいよいよ当社オフィスに来ていただけることに。
フワちゃん現る。
動画で見る、常軌を逸したハイテンションで現れるとばかり思っていた。しかしその初対面は

フワちゃん
ものすごく丁寧なあいさつをされる。ものすごくいつも通りの格好で

熱心なフワちゃんファンならご存知だと思うが、フワちゃんは一見おバカっぽく奇想天外な行動に出ることがあるが、実は非常に常識的な価値観を持ったクレバーな女性である。( アバンティーズとのコラボ動画でもその片鱗は感じられる。有象無象のおバカタレント枠では測れない存在なのだ。)



と、とにかく質問、提案の応酬。
なんせフワちゃんTVの編集もほぼすべてフワちゃんが行っているのだから、クリエイターとしても超一流である。(しかも編集技術は我流で身につけたというから驚きでしかない。)


これだけ才能にあふれたクリエイターを企業のつまらない思惑で縛り付けたくない。フワちゃんにはありのまま留学を感じて、発信してほしい⋯!
そう思い、動画制作にあたり決めたことが3つある。
① ヤラセ、台本は一切ナシで!
② フワちゃんの編集内容には口を挟まない
③ ちょこーっとだけ当社の宣伝を入れてくれればOK
企業の宣伝担当としてはハッキリいって失格だ。しかしそれ以上にフワちゃんの世界観を崩したくなかった。
しかし、フワちゃんはそんな私の想像をはるかに飛び越えていったのである。
できたコラボ動画がこちらだ。一度観たことある方も、是非もう一度観てみてほしい。
鳥肌が立った。
フワちゃんは、すごい(月並み)
こんな面白い案件動画が今まであっただろうか?
(この子は絶対に売れる⋯!)
そう確信せずにはいられなかった。
―― そんなフワちゃんも今では27万人以上のチャンネル登録者数を誇る有名YouTuberだ。
(2019年6月現在)テレビにひとたび姿を現せばどの芸人よりも輝きを見せる。
ようやくフワちゃんに世間が追い付いてきている。
編集後記 ~ここからが本題~
―― と、ここまで書くとフワちゃんが至極真っ当、真面目な人間だと思うでしょう。しかしそれは半分正解で半分不正解だったことに後に気付くのだった。

撮影に同行したスタッフからの証言から、フワちゃんのヤバすぎるエピソードをご紹介しよう。




周成




日本でこんな光景はなかなか見ることはないだろう。

「えへへ、変な画♪」と包丁片手にワンコに懐かれるフワちゃん
そう、フワちゃんはちゃんとしてる、あたおかな人なのだ。
まだまだ紹介しきれていない面がたくさんあるが、それはたっぷりと撮りためた秘蔵動画を少しずつ公開させていただきながらご紹介していきたいと思う。
フワちゃんもこれからたまに登場する、当社YouTubeチャンネル「 フィリピヨくんがゆく!」もチャンネル登録してみてほしい。

フワちゃんにかわいがられるフィリピヨくん
↑ちなみに、渋谷で外国人にインタビューする回でフィリピヨくんを動かしているのは実はフワちゃん!外国人をつかまえる能力はさすがのひと言!
これからのフワちゃんの活躍をいちファンとしてCEBU21スタッフ全員で応援しています。

コラボ案件を引き受けてくれてありがとうございました!



この記事を書いた人
担当N
フワちゃんとのコラボ後、YouTubeから当社HPのアクセス数は
前年比2560%!!
数字があたおかすぎて意味がわかりませんでした。