フィリピン各地域の特徴について
バコロド(フィリピン)とは?5分でわかる治安・留学・交通情報
バコロドは治安が良く、人の温かさを感じられるフィリピンの地方都市。新たなフィリピン留学先として大変注目されています。また日本人が少ないため、英語のコミュニケーションスキルを磨くのに絶好の環境。そんなバコロドの様々な魅力についてまとめました。
あの俳優も虜になったバコロドの魅力とは?
ネグロス島の中心都市・バコロド
フィリピンで4番目に大きな島であるネグロス島西部の中心都市・バコロドは、マニラから飛行機で約1時間。治安が良く、温かい人々が迎えてくれるこの都市は、2008年の調査で「フィリピンで最も住みやすい都市」に選ばれています。
バコロドを代表する”砂糖”と”微笑み”
バコロドの平野に広がるさとうきび畑
空港から降り立つと、目の前に広がるのは一面のさとうきび畑。砂糖はバコロドの代表的な特産品です。とくに有機栽培のサトウキビで作ったオーガニックの砂糖・マスコバドは有名。バコロドを訪れた際は、料理好きな家族や友人へのお土産に選んでみてはいかがでしょうか?
微笑みの街(City of Smiles)との別名をもつバコロドはその名の通り、人々の笑顔と温かい雰囲気に包まれた平和な街。フィリピンの他の都市とは違う独特の温かい雰囲気は訪れた人を魅了します。著名人である保阪尚希さんをはじめ、数々の方がこの街の雰囲気に魅せられてリピーターとなるのが特徴です。
参照:俳優の保阪尚希さんがCEBU21から短期留学をされました。
詳しくはこちら!日本からバコロドへ行くには
日本からバコロドまでの直行便はありませんので、マニラの空港で国内線への乗り継ぎが必要です。乗り継ぎ時間を含めると、日本からは約8時間半かかります。
おさえておきたい個性的なバコロドの観光スポット&イベント
露天風呂が楽しめるマウンテンリゾート・マンブカル
旅の疲れを癒すのに最適なマンブカルの露天風呂
バコロドからジプニーに乗って約1時間の場所にある、大自然に囲まれたマウンテンリゾート地・マンブカル。ここでは、7つの滝に全て立ち寄りながら山頂まで登るトレッキングやプール、日本風露天風呂の温泉を楽しむことができるんです!実はこの露天風呂、日本のNGOの協力で造られたものだそう。南国の大自然の中にある天然温泉の露天風呂で、体と心の疲れを癒してみませんか。
華麗な笑顔が魅惑的なマスカラ・フェスティバル
フィリピンを代表するお祭りの一つ「マスカラ・フェスティバル」
毎年10月にバコロドで開かれるマスカラ・フェスティバル。この時期はフィリピン全国からこのイベントのために多くの観光客が集まります。マス(mass)は多くの、カラ(kara)は顔という意味。その名の通り、笑顔の仮面を被り、華やかな衣装をまとったバコロドの市民らが、踊りや音楽の演奏などのパフォーマンスを行います。普段は素朴で小さな印象だったこの街が、この時期になるとエネルギッシュで華やかな表情へと変化するのです。
世界で最も美しいビーチに選ばれたこともあるボラカイ島
遠浅の海で透明度抜群!
きめ細かなホワイトサンドとエメラルド色の海で知られるボラカイ島は、奇跡的な美しさと呼ばれる世界的リゾート地。バコロド港からイロイロ港を経由してボラカイ島に向かう道程は、約10時間かかる長距離移動ではあるものの行く価値は十分あります!治安が良いので、夜遅くまでナイトライフを楽しめることもボラカイ島の魅力です。
安心して暮らせるバコロドの生活事情
バコロドでの生活と治安
バコロドはセブやマニラの大都市に比べれば、小さな地方都市といった印象。この都市では大都市のような渋滞や混雑は見られず、治安も安定しているので安心して生活できます。また大型ショッピングモールや外資系飲食店(スターバックスやマクドナルド、KFC)などもあるため、大都市と比べても生活に不便なことはありません。
バコロドの交通手段
バコロドの主要な交通手段はジプニーとタクシー、トライシクルです。タクシーはメーター制で、初乗り料金は40ペソ(約100円)。フィリピン全域において最も大衆的な乗り物であるジプニーは、昔米軍が使っていた軍用ジープを改造したもので、運賃は7ペソ~と非常に手頃な値段です。ただし、車内が混んでいる時はスリに遭う可能性があるので、手荷物から目を離さないようにしましょう。
バコロドがフィリピン留学の穴場として人気な3つの理由
1. 日本人学生が少ないので、英語を使う頻度が増える!
バコロドは、日本人留学生が自分のペースで英語学習を進めるのにとても良い場所。地方都市特有のゆったりした空気に加え、語学学校にいる日本人留学生の数も他の地域と比べると圧倒的に少数です。「せっかくの留学だから、なるべく日本語を使わない環境で英語を学びたい」という方にとって最適な地域といえるでしょう。
ラサール大学の中にあるLSLCなどでは現地のフィリピン人大学生とコミュニケーションを取る事ができます。英会話力を磨きたい方にとって、これ以上の環境はなかなかありません。
バコロドにある人気の語学学校2選
2. 治安が良く、娯楽施設が少ないので勉強に集中できる環境
バコロドではフィリピン大都市にあるようなナイトクラブやバー、カジノなどの娯楽施設が少なく、治安が良いため安心して滞在することができます。スリ、ひったくりといった軽犯罪には気を付ける必要がありますが、留学生活中の治安の心配に対するストレスは大都市と比較にならないほど少ないでしょう。日本の一部上場企業が法人研修先としてバコロドの語学学校OKEAを選ぶのも、治安面でのリスクが限りなく低いからといった理由があります。
3. 物価が安く、暮らしやすい!
バコロドは、セブやマニラの大都市に比べて物価が安いといわれています。観光地化されていない分、外国人に対して法外な額を請求することもありません。3ヵ月以上の中長期にわたる留学の際、意外と現地でのお小遣いは多く使ってしまいがち。しかし物価が安いバコロドのような都市を滞在先に選ぶことで、長く安く留学生活を送ることができます。
また、バコロドはタクシーで15分圏内(100ペソ以内)に主要な施設があります。大きな総合病院も徒歩圏内にあるので安心。また、起点になるバスターミナルや港もすぐそばにあるので気軽に旅行できます。
まとめ
近年、地方都市ならではの魅力で新たな英語留学先として注目されているバコロド。フィリピンの他の都市よりも平和で温かな雰囲気や日本人が少ない環境は、英語でのコミュニケーションの機会が増え、しっかり英語を学びたいと考えている留学生にとっておすすめの都市といえるでしょう。ぜひ一度バコロドを訪れて、その魅力を体感してみてください!