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【フィリピン留学/学校訪問記】
英語初心者に選ばれ続ける伝統校。
日本人専門スタッフがカリキュラム作成から講師育成、学習サポートまで徹底支援──TARGET校を徹底取材！

目次

パンデミックの収束を受け、多くの語学学校が2022年春に再開いたしましたが、Target校は2024年11月に、タランバン地区に新キャンパスを開校いたしました。
この点では、他校と比較して再開がかなり遅れたことになります。
しかしながら、石原校長によれば、「焦って再開するのではなく、新キャンパスの整備や講師陣のトレーニングを十分に行い、万全の体制で生徒の皆様にご満足いただける環境を提供したかった」とのことです。

キャンパスに訪問したら、石原校長自ら、今回の学校リニューアルオープンの経緯や想いを
熱く説明してくれました。

石原校長は、フィリピンで学校を設立する以前、長年オーストラリア・メルボルンに滞在し、留学エージェントにて主にワーキングホリデーを希望する生徒のサポートに従事しておられました。
その経験を活かし、フィリピン留学後にオーストラリアでワーキングホリデーを希望する生徒に対しては、現地での仕事の探し方や住居の手配方法など、実践的なアドバイスやガイダンスも提供されています。

この学校の特徴は、日本人の特に英語初心者が確実に中級レベルまで英語を伸ばせるように学習支援する点です。

入学初日には、アカデミック・マネージャーである片山さんが、新入生一人ひとりに合わせた学習スケジュールや時間割、さらには効果的な学習方法について丁寧にガイダンスを行います。
特に、「なぜこの学習が重要なのか」「どのような点を意識して取り組むべきか」といった本質的な部分を、生徒一人ひとりに徹底して理解してもらうことを重視しています。
感覚に頼るのではなく、論理的なアプローチに基づき、丁寧に指導が行われています。

片山さんは、かつて自衛隊のレンジャー部隊に所属していたという異色の経歴を持つ方ですが、現在は英語コーチングの専門家として、個人・法人向けに幅広く指導を行っており、まさに英語教育のプロフェッショナルです。
TARGET校で使用されているオリジナルテキストはすべて片山さんが監修しており、講師向けのトレーニングマニュアルに関しても、細部にわたって綿密なチェックがなされているとのことです。
このように、確かな専門性を有する方が学校運営に携わっているのは、大変心強い限りですね。
なお、「自衛隊レンジャー」と聞くと、少々厳格で近寄りがたい印象を抱くかもしれませんが、片山さんは非常に親切かつ丁寧に指導してくださいます。ただし、課題を怠ったり、やっていないにもかかわらず「やった」と偽るような姿勢には、厳しく指導されるとのこと。
まさに本格派の教育者と言えますね！

パンデミック前は、ノンスパルタタイプの語学学校でしたが、今回の移転を機にセミスパルタ環境になりました。各生徒は毎週月曜日～木曜日に行われる単語テスト受講が義務付けられ、その試験に合格をしなければ、その日の外出が許可されないルールとなっています。
ただ、他校にあるような厳しいペナルティー（罰金や週末の義務自習）などはありません。
あくまでも生徒がやらされる勉強ではなく、主体性をもって学べる環境を学校側が提供しています。

キャンパス型の開放的な学校で、真ん中にプールやバスケットコートがあります。

こんな感じで、プールサイドで勉強したり、友達と話しをしたりすることができます。

異文化交流の促進のため、週末の決まった時間、場所で、お酒も飲めるようになっています。
もちろん未成年の飲酒やお部屋の持ち込みは禁止です。

学生寮の3階が2人部屋になっています。 白と青を基調として、とても綺麗でした。
そして1人部屋を希望の場合は、この部屋をシングルユースするとのことです。

そしてこの部屋が3人部屋です。 2人部屋、3人部屋はすべてすべてセミダブルの大きさで
マットのスプリングもかなり太いので、快適に眠ることができます。

個人的に一番お勧めなのが、この4人部屋です。
2段ベッドになっていますが、カーテンがあるため、プライベートが保たれる仕様です。

もちろん、各ベッドには、ライトや充電ソケットがあるため、スマートフォンの充電や
夜に本を読んだりすることもできます。

こちらが、最安値の6人部屋です。
尚、全部屋に最新のインバータエアコンが設置されています。
さらに4・6人部屋にはサーキュレーター代わりとなる扇風機を完備しています。

6人部屋には、各生徒の机はないため、このように真ん中に大きな机をシェアすることになります。

石原校長曰く、複数人部屋は、できるだけ同国籍の生徒が固まらないように、他国の生徒と
同部屋にあるように配慮しているとのことです。

女性であれば、ほとんど問題ないですが、身長が180cm以上だと、少し狭いかもしれません…

全部屋に冷蔵庫も完備していますが、家具などは全て新品です。

嬉しいことに、全部屋に備え付きのドライヤーがあります。
そのため、海外仕様のドライヤーを購入する必要はありません。

お部屋の中にはユニットバスがあります。
正直、水圧はそこまで強くなかったですが、お湯はしっかりでました。
シャワーカーテンがあり、段差があるのもいいですね。

新しく完成したビリヤードテーブルと卓球コートです。
もちろん、卓球のラケットやビリヤードのキュー、ボールなどは無料で借りられます。

卓球などをしながら、多国籍の友達ができることが多いようです。
楽しそうですね。

TARGET校と言えば、美味しい学食は以前から評判でした。
『フィリピン留学 ＝ 美味しくない学食』というイメージを最初に覆した学校が
TARGET校というのは間違いないです。

シェフはフィリピン人ですが、セブ市内の日本食レストランで就労経験がある料理人が
複数人勤務しています。 そして何より石原校長の叔父が以前セブで有名なラーメン屋を経営していただけあり、料理の味にはとてもこだわりがあり、妥協を許しません。

今回、スタッフ全員で、ランチをいただきましたが、本当に美味しかったです。

主菜、副菜、汁物、デザートとバランスが良く、フィリピン料理によくある脂っこさもなく、薄味で日本人には優しい味でした。 ブルーツがあるのは嬉しかったです。

この抹茶ラテは、現在試作中とのことで、我々が試飲を頼まれました。
石原校長が、試飲後に意見をまとめて、担当者に細かく伝えていたのが微笑ましかったですね。

他に最近の学食写真を少し送ってもらいました。

唐揚げと春巻きですね。

牛肉の炒め物ですね。

Target校は、平日は1日3食ありますが、土曜日は1食、日曜日はブランチと夕食の2食です。
ただ、提携先の日本食レストランから、デリバリーを頼むことができます。

かつ丼や唐揚げ丼は、並盛が200ペソ（約540円）、大盛が250ペソ（約670円）なので
安いですね。

ダイニングルームには、売店も併設されています。
抹茶を意識したデザインのようです。

コアラのマーチなどの日本のお菓子屋、カップラーメンなどが販売されていました。

TARGET校の講師は全員が、TOEIC900点以上を保持しており
片山氏の厳しいトレーニングをパスした方のみ、講師として生徒を教えることが許可されています。そのためとてもプロフェッショナルです。

さらに週3回、レッスン終了後の17時から1時間ヘッド講師よりトレーニングが義務付けられています。 そのため、どの講師も高い質のレッスンを提供することができます。

ここまで徹底している学校は、セブでは少ないです。

マンツーマンレッスンの様子です。

この学校を訪問して最初に驚いたのは、パンデミック前（約6年前）に旧キャンパスで体験レッスンを受けた講師と再会できたこと、そしてセキュリティガードが私のことを覚えていてくれたことです。　心から嬉しく、胸が熱くなりました。

アカデミック・ヘッドティーチャーをはじめ、クリーニングを担当するサポートスタッフの多くも、パンデミックの期間を経て再び学校に戻ってきたそうです。

そのためか、スタッフ一人ひとりの学校への愛着が非常に強く、生徒のことを真剣に考えた温かいサポートが行き届いています。