フィリピン第3の都市、ダバオってどんなところ?

ㆍ更新日 : 2019年03月05日
フィリピン第3の都市ダバオってどんなところ

ダバオは、マニラに次ぐフィリピン国内の第3の都市。その上、大自然の恵みを満喫できる都市でもあるのです。自然災害が少なく、フィリピン最高峰の山、きれいな海、果物など自然の恵みにあふれています。新たな英語留学先としても注目されています。

フィリピン第3の都市、ダバオ


フィリピン南部の中心地

ダバオ Map
フィリピンの首都・マニラから車で約2時間の場所にあります

ダバオ(Davao)は、マニラ、セブに続きフィリピンで3番目に大きな都市であり、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地です。ダバオが位置しているのは、フィリピン南部で最も大きな島・ミンダナオ島(Mindanao Island)。この島のいくつかの地域では独立をめぐって紛争が繰り返されてきました。

しかし、島内のダバオやリゾート地などは治安が安定しており、とくにダバオはフィリピンで最も安全な街といわれています。2016年フィリピンの新大統領に就任したドゥテルテはダバオ市長を7期当選された人物でもあり、ダバオの存在感はフィリピン国内でも高まっています。

都会でありながら自然の恵みにあふれている

ダバオはフィリピン第3の都市でありながら、マニラやセブで見られるような混雑は見られず、大自然の恵みにあふれた街です。地理的特殊性から、台風や地震などの自然災害がほとんどなく、一年中温暖な気候が続きます。美しいビーチやすばらしいダイビングスポットが点在しており、トロピカルな果物の栽培が盛んです。フィリピン最高峰アポ山もダバオにあります。

日本との縁も深いダバオ

また、ダバオは歴史的に日本人と縁の深い都市です。戦前多くの日本人が出稼ぎとしてダバオへ渡り、当時のダバオの主要産業であったマニラ麻の生産を大きく支えていたのです。最多約2万人の日本人がダバオに在住していたので、アジア最大規模の日本人街「リトル・トウキョウ」もダバオにありました。現在も1万人ほどの日系人が住んでいます。

大自然の恵みが満喫できる観光スポット


ここではダバオの大自然を満喫できる観光スポットを3ヶ所ご紹介します。

エデン自然公園

約40ヘクタルの広大な敷地には自然を満喫できるさまざまなアクティビティがあります。
約40ヘクタルの広大な敷地には自然を満喫できるさまざまなアクティビティがあります。
via doonposaamin.ph

エデン自然公園(Eden nature park)は、自然をテーマにした公園です。ダバオ市外に位置しており、市内からタクシーで約40分かかります。

公園内には、果樹園、ハーブ・花のガーデン、乗馬施設、動物、プール、スカイライダーなどがあるので、さまざまなアクティビティが楽しめるんです。海抜1000mの高台に位置しているので、ダバオ市を一望することもできます。

クラークのあるアンヘレス市からピナツボ火山までは車に乗って約3時間で到着。天候が良ければ、頂上にあるカルデラ湖で水泳をしたり、ボートに乗ったりすることもできます。

隠れダイビングスポット:サマール島とタリコッド島

海に潜ると、地上よりも美しい世界が目の前に広がります。
海に潜ると、地上よりも美しい世界が目の前に広がります。
via www.sandals.co.uk

ダバオ周辺は隠れたダイビングスポットでもあります。ダバオ市の沖合にあるサマール島(Samal Island)やタリコッド島(Talikud Island)には、すばらしいダイビングスポットが点在。しかも移動時間はダバオ市から船旅でたったの15分です。ダイビングの初心者でも心配はありません。当日インストラクターからレッスンを受け、インストラクターとともに潜ることができるんです。地上よりもさらにカラフルで美しい世界が海面の下から覗けます。

果物好きにはたまらないフルーツ・マーケット

果物の王様とよばれるドリアン。ダバオでは格安な値段で食べられますよ!
果物の王様とよばれるドリアン。ダバオでは格安な値段で食べられますよ!。
via www.asiatravel.com

ダバオは1年中温暖な気候であるため、果物の栽培がとても盛んです。なんとフィリピンで流通される果物の多くが、このダバオから出荷されているほど!フルーツ・マーケットではマンゴ、ドリアン、パパイヤ、マンゴスチンなど、トロピカルな果物を格安な値段で味わえることができます。果物好きにはたまらないですね!

フィリピンで最も安全な都市、ダバオ


ダバオの交通手段について

ダバオの主な交通手段は、タクシー、ジプニー、トライシクルです。タクシーの基本料金は30ペソとほかの都市よりも10ペソ安く設定されています。またダバオでは、ドライバーのメーターのつけ忘れや料金の水増しなどもほとんど見られないといわれ、外国人でも安心してタクシーに乗れます。ダバオの街を走るジプニーはほかの都市のものに比べ、新しくきれいなものが多いです。賃金は8ペソ〜と手頃で、ルート上であればどこでも乗降車できます。

フィリピンの代表的な乗り物ジプニー。この都市のものは新しくきれいなものが多い。
フィリピンの代表的な乗り物ジプニー。この都市のものは新しくきれいなものが多い。
via gogobot.com

フィリピンで最も安全な都市、ダバオ

ミンダナオ島のいくつかの地域では独立をめぐって紛争が繰り返されており、過去身代金を狙った外国人の拉致事件などもありました。地域によっては渡航を控えるなどの注意が必要でしょう。他方で、ダバオやリゾート地の治安は大きく安定しています。とりわけダバオはフィリピンでも最も安全といわれている都市なのです。ただし、スリなどの軽犯罪には気をつけましょう。

さまざまなダバオ市独自のルール

ダバオ市は治安と秩序の強化のために、独自のルールを施行しています。近年ダバオ市では禁煙政策を推進し、公共の場での喫煙を厳しく禁止しています。また、深夜1時以降のお酒の販売も禁止されています。車の速度も30kmに制限されているんです。最初は少し不便のように思うかもしれませんが、こうしたダバオ市独自の努力が今日の住みやすく安全なダバオを作っているのかもしれません。

ダバオで英語を学ぶ魅力とは


セブ、マニラ、バギオなどに続き、新たなフィリピン国内の英語留学先の一つとしてダバオが注目されています。ここではダバオで英語を学ぶ魅力についてご紹介します。

日本人留学生が少ない

フィリピン国内の英語留学先としてダバオの長点は、ほかのセブやマニラに比べ日本人留学生がとても少ないことです。なので、英語を使ってコミュニケーションをとる機会をできるだけ多くしたいと考えている人におすすめの地域です。

治安がよく、物価が安い

ダバオはフィリピンで最も治安が安定しているといわれる街です。フィリピンで留学生活を送る上で治安に対するストレスは、留学が長ければ長いほど小さなものではありません。その点においてダバオでは、安全に対するストレスはとても低いんです。また物価が安い点も留学生活にとって大きな魅力。ほかの大都市に比べ、生活費の出費を抑えることができます。

大学の多い学園都市である

英語留学先としてダバオのもう一つの長点は、学園都市であるということ。ダバオには大学が多く、そのなかでもアテネオ大学のようなフィリピン有数の名門大学もあります。そのため街は学生にやさしく勉強しやすい環境といえます。

ダバオで安心して留学できる語学学校

フィリピン留学 E&G

E&G

治安の良い街 ダバオの伝統校、TOEICスコアアップならここ!
フィリピン留学 日本人スタッフ

まとめ


ダバオはフィリピン南部のミンダナオ島に位置し、フィリピンで最も安全であるといわれる街です。フィリピン第2の都市ながら、マニラやセブのような混雑は見られず、大自然の恵みを受けている街でもあります。歴史的に日本人との縁も深いです。近年は、日本人学生の少なさ、治安の良さ、学園都市の特長を生かし、新たなフィリピン国内の英語留学先として注目されています。



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